しつけに役立つ?!パブロフの犬実験(古典的条件付け)
今回はわんちゃんを使ったおもしろい実験を紹介しようと思います。
パブロフの犬と呼ばれているものです。
しつけ学には古典的条件付けと呼ばれます。
結構有名なので知ってる人も多いかも!
これを知っているとわんちゃんのしつけをする際に非常に役立ちます!!
パブロフの犬とは?古典的条件付けとは?
生理学者のイワン・パブロフという人物が行った実験であることからパブロフの名前が使われています。
実験内容
ベルを鳴らした後に犬にご飯をあげることを繰り返すと、ベルを鳴らしただけで唾液の分泌がみられる。というものです。
通常 ご飯を見る→唾液の分泌
実験開始時 ベル→ご飯→唾液の分泌
実験後 ベル→唾液の分泌
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当たり前じゃない?と思う方もいると思いますが、とっても重要です!
この実験から分かることは
犬も人と同じく、繰り返される事象を記憶できるということです。
この実験には続きがあります。
ベルの音の前に、ランプを点灯させることを繰り返します。
するとランプの時点で唾液の分泌が見られます。
この実験がしつけとどんな関連性があるのか?
しつけのことを調べたときよくこんな言葉を目にしませんか?
「根気が大事!」「諦めないこと!」
このような言葉をよく目にすると思います。
このパブロフの犬実験のことを知っていれば合点がいくと思います。
繰り返すことでわんちゃんは覚る!
覚えるまで繰り返す!途中で諦めない!根気よく続ける!これが本当に大切なことです!
同じことを諦めずに繰り返すこれが遠回りに見えて最短の道です!
しつけのワンポイントアドバイス
ワンちゃんは、繰り返すことで記憶しますが、何時間もできるまで教えるのはNGです!
ワンちゃんの集中力は5〜10分程度しか続きません。
しつけの際は5〜10分やったら、20分休憩。これが効果的です!
ワンちゃんの集中できる時間を身近に感じられるのは、一人遊びしている時です。
めちゃめちゃハイテンションでおもちゃ遊びしてても、急に冷めてやめたりしませんか?
楽しく遊んでいる時間が5分ほどの子が多いと思います。
つまりは、そのくらいの時間で飽きが来てしまうということです。
なかには、瞬間に飽きる子やしばらく遊んでいられる子もいると思いますが…w w
いかがでしたか?
皆さんのしつけに少しでも役立てば良いなと願っています。
このようなワンちゃんやネコちゃんの面白い雑学やしつけのことなど投稿していきます!
次回もお楽しみに!
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